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トランプ米大統領 メキシコ・カナダ・中国に追加関税発動 ペソ/円への影響は?

ホワイトハウスはトランプ大統領がメキシコ、カナダに対して25%の関税、中国に対して10%の追加関税を課す大統領令に署名したと発表しました。

これら3カ国の関税阻止は失敗した形となります。

メキシコ・ペソ/円への影響は

関税の発動により米国との貿易が減少し、メキシコ経済は悪影響を受ける可能性が高くなりました。

1/27週のメキシコ・ペソ/円の為替レートを見ると、1/31に関税発動のニュースが流れた際に7.540円から7.430円までペソが売られています。

週明けはさらなる下落に備えておいたほうがいいかもしれません。

カナダ・メキシコは対抗措置へ

この関税発動を受けて、カナダのトルドー首相、メキシコのシェインバウム大統領は対抗措置を取る用意があることを匂わせました。

ただ、この対抗措置を受けて米国がさらなる関税を課す可能性もあり、影響は見通せない状況です。

EUにも飛び火?

トランプ大統領はEUにも「関税に関する重大な対応」を取る意向を示しています。

2月中旬以降、幅広い輸入品へ関税を課すことを検討しているようです。

まとめ

関税回避に向けた取り組みが各国で行われていたようですが、関税の発動は避けられず結果としてトランプ大統領に振り回される展開となってしまいました。

スワップ取引でメジャーなメキシコ・ペソ/円についても2/3週は注意が必要となりそうです。

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